人材派遣会社に登録する際は身分証が必須?発行方法を確認しよう!
人材派遣会社に登録する際、必要な持ち物として案内に「身分証」と書かれている派遣会社が多いですが、どんな身分証ならよいのでしょうか。今回は派遣会社登録に際して必要となる身分証について、失くしてしまった場合の発行方法も含めて詳しく解説します。人材派遣会社に登録を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
人材派遣会社に登録する際は身分証が必須?
結論からいうと、人材派遣会社への登録には身分証が絶対に必要です。ただ、使える身分証はいくつかあります。ここでは使用できる身分証をご紹介するので、その中から一つ用意できれば問題ありません。
まずは、運転免許証です。顔写真付きで効力も強く、本人確認を求められる時にいつでも使える身分証の一つですね。「運転しないから更新が切れちゃってもいいや」と思っている人もいるかもしれませんが、便利な身分証として携帯しておくことをおすすめします。
マイナンバーカードも同じく効力が強いものです。顔写真もついているうえ、ICチップも組み込まれています。よくありがちなのが、個人番号通知書や交付通知書をマイナンバーカードとして使えると思ってしまっているケースです。取りに行くのが少々面倒ではありますが、交付申請は最後の受け取りまで済んでいるか、確認が必要です。
それ以外に、年金手帳も派遣会社登録の際に使うことができます。年金手帳には、顔写真は付いていません。ところが公的書類のため、こういった時の身分証として認められています。派遣会社によって使える身分証は少しずつ異なるので、事前にサイトなどで確認しておくのがおすすめですよ。
身分証の発行方法を確認しよう!
前述した身分証について、発行方法もチェックしておきましょう。運転免許証は、教習所に通って試験に受からなければ手に入らないものですが、ここではすでに取得したのに失くしてしまった方に向けて説明します。必要なのは、写真、印鑑、手数料、身分証明書です。
ここでいう身分証明書は、住民票を利用できます。これに加え、窓口で再交付申請書と紛失・顛末書を記入して提出してください。再発行にかかる時間は申請場所や自治体にもよりますが、早くてその日に受け取れます。
マイナンバーカードについては、登録の住所に届く個人番号通知書などをもとに、インターネットでの交付申請が可能です。郵送の場合は、写真を貼り付ける必要があります。役所で交付が完了すれば通知が来るので、通知書と引き換えにマイナンバーカードを手に入れられます。ただ、この通知書が届くまでに約1か月かかります。前もって準備しておきましょう。
年金手帳をもう一度交付してもらうには、年金事務所に年金手帳再交付申請書を出せばOKです。ただこの申請書には、基礎年金番号を記入しなければなりません。これがわからないという人は他の方法を考えなければならないので、事務所で相談するようにしましょう。
このようにして必要な身分証明書は手に入れられるわけですが、どれも面倒に感じる場合は、別の方法もあります。
最もすばやく発行できる身分証明書は、顔写真付きであればパスポート、顔写真なしであれば住民票の写しがあります。パスポートについては最短といっても数日はかかってしまううえ、手数料もかかります。住んでいる市区町村で発行できる住民票が、一番お手軽といえるでしょう。
もちろん住民票発行の際にもまた本人確認書類の提示を求められます。用意が難しい時には、学生証や公の機関が発行した証明書、クレジットカード、診察券などを組み合わせて本人確認書類とすることもできます。
詳細は、住んでいる自治体に確認を取ってください。また、なにも用意できない場合でも、役所で相談してみるとなにか解決策を示してもらえることもあります。諦めずにアクションしてみてくださいね。
身分証を用意する際に注意するべき点
派遣会社登録のために身分証、準備する際の注意点についても言及します。身分証は、個人情報です。その取り扱いについて気になる方もいるのではないかと思います。
今はWEB上で登録できる派遣会社もあるため、この場合、自分の身分証を写真で撮ってアップロードするという提出方法となるようです。インターネット上のセキュリティにもし不安を感じるようであれば、派遣会社に直接身分証を持っていくことをおすすめします。
また、身分証明書に住民票を使おうと思っている人は、今の住所にちゃんと住民票が移っているか確認しておくようにしましょう。今住んでいる市区町村の住民票でないと、身分証として認められないことがあるからです。
身分証を紛失すると、再発行の手続きがどれも面倒ですよね。今度やろう、と思う気持ちもわかりますが、こうした大事な局面で突然必要になることもあります。すぐに派遣登録ができなかったことが原因で、よい仕事を逃してしまったら残念ですよね。そうならないためにも、日頃から身分証は大切に管理し、失くしたらすぐに手続きするようにしましょう。